2013年1月30日水曜日

雪と氷の国①



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(凍結したイナリ湖の夜明け)
元旦から久しぶりに、友人と海外旅行をしてきました。
フィンランド。目的はオーロラ観測とムーミン美術館です。

ヘルシンキから北へ約800km。
夜行列車と長距離バスを乗り継いでイナリという小さな集落へ行き、
オーロラを待ちました。

マイナス15度くらいまでは北海道で体感したことがありましたが、、
マイナス20度とか30度とは一体どのような…と想像がつきませんでした。
けれど、私たちが滞在中、最低で20度ほどまでしか下がりませんでした。
どうやら比較的暖かい時期だったようです。
極寒の時こそオーロラチャンスがある…ときいていたので、暖かいとはちょっと
不安だと思っていたのですが、
結果的に、オーロラはすばらしい姿をみせてくれました。
しかも毎晩…。非常に運がよかったようです。
本当に、言葉でなんと表現したらいいものか探しましたが、
どれも上手く当てはまりませんでした。

 写真も、シャッタースピードが調節できないコンパクトカメラしか
持っていなかったため、残せませんでした。
(実は、同じ湖で素敵な一眼レフで撮影していた日本人の方に、
是非写真を分けてくださいとお願いしました。
まだ来ないので、祈るように待っています。)

目を経由して、心にストックされた記憶装置だけが、
写真が無い現在、唯一オーロラを再現できる場所です。
劣化しないように、いつまでも鮮やかに保存していかなくては…と思います。





2013年1月14日月曜日

2013年初めての雪




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元旦からしばらく、雪と氷の国フィンランドへ行っていたので、
今日の雪を見る前にたくさん目にやきつけてきました。
目をつむると未だ真っ白な光景がよみがえります。
溶ける事の無い氷の結晶が空中を漂う澄んだ世界、本当に美しかったですが、
暖地で降る雪も「積もるだろうか」という期待とともに好きです。


 蛇という生き物は、かわいいと思ったことがありませんし、
むしろ出会いたくない存在です。
この絵のように、小さな生き物と花をまもってくれる蛇など
あり得ないと言われるでしょうね。
でも、もしかしたらあり得るかもしれない…とも思って布絵を創りました。
 

 現在長野県で行われている「震災で消えた小さな命展パート2」
に申し込みをされた被災者の方が、昨年末に数名増えたということで、
私は追加でもう一つ作品を出させていただきました。
そのかわいらしい猫のMちゃんは、猫なのにメロンとイチゴが大好物で
肉や魚を好まないとのこと…。
そんな不思議な猫ちゃんもいるのですから、
こんな蛇さんがいても、おかしくないのではないでしょうか。