2014年2月15日土曜日

1年前とかわったこと



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(氷の国の円い窓)
 庭のお墓の上に、今年もチューリップの芽が顔をだしつつあります。
一年前、交通事故で命を落としていた白黒の野良猫さんがねむっている場所です。

 そのおとなりには、先日交通事故で路肩で命を落としていた野鳥・アオジさんも
眠っています。雪が降る前の凍るような北風に、普段はよけられる車を避けられず、
衝突したのかもしれません。

 相変らずその道は、猛スピードで走り抜ける車が多いですが、
一年前に比べると変わった点が一つあります。
 歩行者用の信号機が新しく出来ました。
歩行者がボタンを押さない限り車は走り続けるのですが、
信号機があるのとないのでは、運転者の心構えは多少ちがうかなと思います。
 実際のデータはわかりませんが、少なくとも私が事故を目撃するのは減りました。
信号機を作ってくださって、感謝です。


 一年前と比べ、良いほうへ変わったことを探してみました。
もちろん悪いほうへ変わったこともありますが、良いことも、
小さなことなら結構見つかりました。
良いことあった?と聞かれて、ぱっと思い出せる気持ちでいられればいいなあと思います。





2014年2月3日月曜日

霧の中のオニ



 f:id:takagi-namako:20140203075731j:image 今日は昼ごろまで霧につつまれていました。
近所の冬枯れ田んぼや、竹林が、ぼんやりにじんで少し怖ろしい気がしました。
 霧の向こうからゆっくり人影が浮かんで現れ、はっきり見える前に
遠ざかって、再び霧にのみこまれて消えました。
 いつも通る道が、どこか知らない空間につながるように思え、
時々立ち止まってしまいます。

 
 まるで春の暖かさの今日から、明日は気温が真冬へ急降下すると
気象情報が伝えています。
 こんなふうに急な気圧変化があり、今日のような濃霧を見ると、
何か、知らぬ間に大切なものがさらわれてしまいそうな不安を感じます。

 
 節分の今日は、鬼さんも霧にまぎれ、人里をうろうろしていたかもしれません。