2015年1月20日火曜日

ふくしまのこと

先週、犬猫保護をされている東京の「まめちびくらぶ」さんに、福島県の浪江町・南相馬市・飯館村へ連れて行っていただきました。原発による『帰還困難地域』・『帰還準備地域』に残された犬猫の救出と保護、里親探しをしていらっしゃる方たちの活動と現状を見せていただきました。
(↓まめちびくらぶさんブログにこれまでの詳細が書かれています。)
http://mamechibiclub.blog.fc2.com/
 
 残された動物(現在はほとんど猫たち)をつかまえてはご自宅の敷地で保護されているご夫婦。今はまだ浪江町で生活することは禁じられているので、、100キロ近く離れた避難先の郡山市から毎日のように通っていらっしゃるそうです。
 その猫たちを、ご自分の動物病院で治療と不妊・去勢の手術をしながら、内部被爆研究へ協力されている先生。一日に8頭もの猫たちをお独りで手術されている日もあると聞きました。
 
 そしてその方たちのもとで、東京など離れた地域から時間をつくってはお手伝いにかけつけているボランティアの方たち。まめちびさんの東京のシェルターで出会ったことのある犬猫たちが、こんな状態で保護されたんだよという話を、車を停めては聞き、現実に無人の家屋がならぶ村や町に降り立ちました。
 
地道に活動を続けていらっしゃる方たちの姿に感動し、そして大切な勉強になりました、などといううすっぺらい言葉では表現できません。心の奥底に大きな杭が打ち込まれた気持ちです。
帰路につく最後に、汚染土の黒い山と除染作業中のピンクの旗がいたるところにある南相馬市を通りました。
 あの黒い土が、一かたまりでも東京のまん中にある公園に置かれたら、ものすごく大騒ぎになるでしょうけど、この場所では当たり前に山積みされています。そしてこの先どこへ移動するかもまだ決まっていないとのことでした。
 同じ地面が続いた国に住んでいながら、どうしてこの土地はこうなってしまったんだろうと思います。
 雪が降り積もった飯館村に独り暮らしている犬の姿とともに、目の奥に焼きつきました。







2015年1月7日水曜日

なまこが引っ越しました。
















(7色の虹もようナマコ)
今日からBloggerへブログのお引越しをしました。
これからも細々とつづけていきたいです。

今日は七草粥をいただく日です。
以前はおかゆなんて嫌いでしたが、今は朝食など、おかゆの方がいい感じです。
年末から昨日までの呑み食いにたえてくれた胃袋さんに感謝します。

2015年1月1日木曜日

ひつじさん年



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(氷河が染まる朝)
2015年になりました。

今年も、いいことがたくさん見つけられますように。
悲しいことを少しでも減らせますように。