2015年2月16日月曜日

るすばんねこ

 震災で消えた小さな命展から生まれた実話の絵本「ぼくは海になった」(くもん出版)が
けんぶち絵本館で『びばからす賞』に入賞しました。おめでとうございます。
北海道の剣淵町へ授賞式典に出かけられたうささんの家には、愛猫のニャコリーヌちゃんが
「どこいったニャ?」といった不思議顔でお留守番していました。
一応受賞のことを説明しましたが、聞いていない様子でした…。

 小学生になったばかりの頃に愛読していた童話、その名も「るすばんねこ」(あかね書房)
家族がみんなおでかけしていったあと、猫が家中を探索して 回り、思わぬ見つけ物をしたり、
ハプニングがあったりする話でした。かわいい絵のインパクトとともに、家の中には
自分が気づかないものがひそんでいるのがスリリングで、とても大好きでした。
  猫ちゃんの目線、赤ちゃんの目線、腰がまがったおばあちゃんの目線。
同じ部屋の中でもかなり異なる見え方があるのでしょうね。
 以前、体調不良で昼間から横になった時、天井に今まで知らなかった模様があるのを
発見したことを思い出します。
時には、家の中で這いずってみたり、ごろごろ寝転んで移動してみると、何か新発見があって
面白いかもしれません。

 

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