2015年6月22日月曜日

るすばんねこ 3

 
 
朝から陽射しがまぶしく、暑い一日でした。
ニャアコちゃん、命展で飛び回るうささんと6月中ほんの数日しか会っていません。
留守番している間に、庭の草ものび、トンボや蝶々が飛び交っています。
ひめりんごやトマトも赤く色づいてきました。

 今日は夏至の日。ずいぶん遅くまで明るく感じる窓辺で、ニャアコちゃんの瞳も遅くまで細めでした。

 この時期、北極圏の空は白夜で暮れないのですね。
と、いうことはそこに住む猫たちの瞳は、一晩中細いのでしょうか。
少なくとも目を使っている時間は増えそうな気がします。
私は、明るい昼間はどんなに寝不足でもなかなか眠れないタイプなので、
白夜の国にいたらワクワクしてしまい、夜中も起きているかもしれません。

 毎年、夏至の日に晴れが多いように思えたので、過去の天気が出てくるサイトで調べてみました。
やはり、ここ数年私の住む地域は大体晴れていました。
太陽エネルギーが、梅雨の雨雲を退けているのかも…。
偶然でしょうけれど、今日のニャアコちゃん、いつもより食欲が旺盛で活発でした。
留守番しながら、背中に貫禄がついてきたニャアコちゃんです。

 

2015年6月16日火曜日

梅雨の晴れ間

 
あじさいは雨の日の方がきれいに見える気がしますが、写真を撮った日は暑い晴天の下…負けずに美しく咲いていました。

 先週、雨上がりの朝、道路の真ん中で大きなカタツムリを発見。
直径3センチはある立派な殻を持った大物のおかげで、オートバイ走行中の私でも回避できました。
 路肩の草むらに避難してもらいましたが、周囲の路面に、何匹かのミミズが踏まれて命を落としていました。

 そういえば以前から、雨上がりにミミズたちが道路でかわいそうなことになっていることが気になっていました。
「なぜ、ミミズたちは地上に出てきてしまい、命を落とすのか?」
 ネットで調べてみると、同じ疑問を持つ方は多いようで、いろいろと意見が載っていました。その中で、一番納得できた答えは次のようでした。
『二酸化炭素を多く含んだ雨の水分が土壌にしみこんで、酸素不足になるため。
 そして、乾燥の嫌いなミミズが、湿度の多い時をねらって地上を移動するため。』
私がなんとなく考えていたのは、地中に水分が多くなっておぼれるのを防ぐため?でしたが、それは違うようです。雨の中の二酸化炭素とは、思いつきませんでした。

 雨上がりの山歩きで、登山道の端っこにミミズが元気よく地上を這っている姿を見ることもあります。彼らが移動しているのは、森の中のやわらかい土の上だから、晴天で急激に乾燥死することもなく、移動できるのでしょう。(森の中の天敵にねらわれることもあるかと思いますが。)
 でも、アスファルトの道路ではそうはいきません。
高温・乾燥・そして通行する車や人間、すべてがミミズにとっては未知の危機です。
 雨に含まれる二酸化炭素は、太古から多かれ少なかれあったでしょうから、地上に出てくるきっかけは自然の摂理かもしれません。
 けれど、たくさんのミミズが命を落とす理由に、人間世界が干渉しているのは間違いなさそうです。